南イタリア旅行記
本文へジャンプ 2001年5月3日 

 

アマルフィの街と夜。


日が沈んだのでビーチから引き上げ、アマルフィの中心部へ行ってみた。海岸沿いから見ると小さな町に見えるけれど、大聖堂を中心に北上するロレンツォ通り、カプアーの通りと繁華街があったり、意外に奥行きが深く栄えている。アマルフィは「陶器の街」としても知られるらしく、可愛い陶器屋さんが多い。そして、旅行者が多く通りすぎるせいか靴屋さんも多くあった。丁度くつずれで悩んでいたのよね、とスニーカーを買いかえた。イタリアに行ったら靴を買えというけれど、食や宿だけでなく、靴の買い物にも当たりが多い。当時イタリアでかなり流行っていた「かかと無し厚底スニーカー」を購入してみたけれど、旅行中蒸れず石畳の刺激も吸収してくれてとても楽なので、今でも気に入って履いている(長めのジーンズをはけば丁度かかとも隠れる)。とうとう日本には上陸しなかったけれど、結構使えるのになあと思った。何かの記念日だったのか、突然、広場にマリア像を「みこし」の様にかついだ牧師があらわれ、セレモニーがはじまる。街をいく人たちが足をとめ、あたりがぴたっと静寂になる。伝統宗教も情緒があるなあと感慨深く思った。

"カプチーニ・コンベント"では、新鮮な魚をふんだんに使った美味しいディナーが待っていた。この食事がついて一泊6000円程度なんて南イタリアは本当に天国だ。私のテーブルを担当したウエイターはサービス精神が旺盛で、給仕するたびに、昔日本人女性旅行者と恋愛した思い出を延々と話してくれた。

昼間はおだやかなアマルフィの海も、夜は波が激しくなるのか、部屋までさざ波の音が聞こえた。波音は心地よく、ぐっすりと眠ることができた。



 
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