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| ンゴロンゴロへ。 |
アルーシャ(キリマンジャロ)から走ること数時間。いよいよンゴロンゴロに入る。サデオフの話によると、タンザニアで最もメジャーな自然保護区のンゴロンゴロとセレンゲティは昔一つの地域だったそうだ。ある時政府がセレンゲティを動物のみの国立公園にし、ンゴロンゴロを「動物のみが住む地域」「人間が住む地域」「牛を放牧する地域」の三つの地域に分けたのだそうだ。ここでは人間とはマサイのことなので、道中あちこちで牛を追ったり、薪を運ぶマサイ族の人達を見かけた。ケニアのマサイ族に比べて完全に伝統的な服装をしている人が多く、槍を身につけて歩いている人も多い。夕焼けの丘の上に赤いマントをはおったマサイたちがポツリポツリと佇む姿は何とも哀愁があった。
ンゴロンゴロの入り口に立って丘の上から見渡すと、ぽっかりと穴が開いた様に大きな盆地が広がっている。ンゴロンゴロとは、昔巨大な火山が噴火した後にできたクレーター一帯のことを指すのだそうだ。肥沃な火山灰に恵まれ、水が豊富な事から、この一帯だけ木々、植物、動物が繁栄している。大きなクレーターの中には湖があったり、森があったり...、マサイマラのだだっぴろいサバンナとは違い、青々としていて美しい。ここではまたちょっと違ったサファリが楽しめそうだなと、ワクワクした。
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